AGF® Blendy 器の絆プロジェクト 「ブレンディ®」は、1杯のコーヒーとそれをたのしむ”器”を通じて、おいしさとくつろぎをお届けしたいという想いから、売上の一部を活動資金に割り当て、”「ブレンディ®」器の絆プロジェクト”を推進しています。 AGF® Blendy 器の絆プロジェクト 「ブレンディ®」は、1杯のコーヒーとそれをたのしむ”器”を通じて、おいしさとくつろぎをお届けしたいという想いから、売上の一部を活動資金に割り当て、”「ブレンディ®」器の絆プロジェクト”を推進しています。

AGF®「ちょっと贅沢な珈琲店®」は
東日本大震災で被災された
窯元さんへの応援を通じて、
お気に入りの器でコーヒーを味わう
“贅沢な時間の過ごし方”や
“器を使う愉しさ”を
皆様にお届けしたいという想いから、
《AGF®「ちょっと贅沢な珈琲店®
器の絆プロジェクト》を推進しています。

※2019年度より、プロジェクトのサポートブランドを「ブレンディ®」から、自分時間を楽しむ大人のためのブランド 「ちょっと贅沢な珈琲店®」へ移行しました。

スペシャルサポーター

コシノ ジュンコ JUNKO KOSHINOコシノ ジュンコ JUNKO KOSHINO

2016年より、コシノジュンコさんが器の絆プロジェクトのスペシャルサポーターに就任。窯元とのコラボ活動を通じて「器」の魅力を発信する等、復興応援を行っています。いまもなお、復興応援にたずさわるコシノさんに、これまでの歩みを振り返りながら、これからの復興への思いを聞かせていただきました。

プロジェクト参加のきっかけは伝統文化の火を消したくないという思いプロジェクト参加のきっかけは伝統文化の火を消したくないという思い

2011年に発生した東日本大震災は、各地に大きな爪痕を残しました。なかでも、地震はもとより、その後に起こった津波でも大きな被害を受けた東北地方に、私ができることってなんだろうとずっと考えていたのです。そんなときに声をかけてくださったのが、AGFさんでした。

東北のいくつもの窯元さんが被害に遭われてたいへん困っているという現状に対し、長い伝統に培われた文化をそのままなくしてはいけない、という強い思いが伝わってきました。私はもともとコーヒーが大好きで、コーヒーのない人生は考えられないほど。そのコーヒーを飲むためには、器が欠かせませんから、それなら私がデザインをし、各地の窯元さんに作っていただくことでAGFさんとともに、復興応援をしようということになりました。

デザインのコンセプトは丸と四角の対極デザインのコンセプトは丸と四角の対極

私のすべてのデザインの根幹にあるものですが、丸は神様が作った自然界のもの。宇宙においては、地球であり、太陽であり、月でもあります。上も下も左右もない、完成された形。

それに対して、四角は人間の合理性と考えていて、丸とは対極に位置しますが、その両者を組み合わせることによって、二つでひとつとなり、調和し、そこからまったく新しい価値を創造する。そういったコンセプトのもとに、器には丸を、そして持ち手に四角を取り入れたデザインをし、窯元さんに制作をお願いしました。焼きあがったものを目にしたときは、その違いに驚きました。

手作りの器とAGF手作りの器とAGF

まず、土が違う、そして焼き方が違う。そこに作り手の感性が加わることによって、実に多彩な表情が一つひとつの器に表れていて、人間味があるんですね。みんな個性があって、シックで、大量生産された工業品とは明らかに違う。

手作りの器がもつ個性は、コーヒーの飲み心地にもかかわってくるのです。同じコーヒーでも、器によって感じる味わいが違います。「贅沢な味」ってこういうことなんだと、しみじみ感じましたね。

復興応援で大切なのはずっと続けていくこと。次のフェーズでは、もっと多くの人に知ってほしい復興応援で大切なのはずっと続けていくこと。次のフェーズでは、もっと多くの人に知ってほしい

「おいしく飲む」という行為には、人間の感覚的なものが大きく影響していて、器と中身の相性ってあると思うんです。どんな器でもコーヒーを飲むことはできますが、「美しい味」と書いて「おいしい」と読むように、美しいとは、目で見て感じること。ビジュアル的にまず目で見て、それから舌で味わう。この2つの相性がぴったり合ってこそ、初めて美味しいといえるのではないでしょうか。

その捉え方は、AGFさんが被災地で開催した親子での絵付け体験イベントでも生かされたと感じます。器と中身のように親と子がひとつとなって、新しい価値を創り、前向きなエネルギーを生み出す。それがひとつの復興の形だと思わされました。

子どもたちと絵付け体験子どもたちと絵付け体験

絵付け体験では、子どもたちの想像力に感心しましたね。子どもって感覚的で、誰もが芸術家。親子で協力しあったり、また競争したりしながら、とても面白い作品を作りあげるのをそばで見ていて、ああ、親子っていいな、と改めて感じました。こういった体験が、子どもたちの将来にも影響し、大きな力になっていくのではないでしょうか。

東北3県と大分・熊本で開催しましたが、大切な日本の伝統文化である陶芸を、子どものうちから実際に目で見て、触れられる貴重なチャンスですから、今後はもっと広い地域の方々にも体験していただけるといいですね。

この3月は、コロナウイルスの拡大でイベントも中止になってしまいましたが、だからといって復興応援が止まるということはありません。一番大切なのは、「ずっと続けていく」ということ。窯元さんたちには、このプロジェクトをきっかけに、どんどん世界に羽ばたいてほしい。

例えば、国内はもとより、海外の方も手に取れるような仕組みを作るとか、流通面でも販売でも、協力していけたら素敵じゃないですか。伝統芸術の世界では、後継ぎ問題をはじめ、抱えている課題もあるかと思いますが、なくしたくない素晴らしい文化を世界に知らしめることが、窯元さんたちにとっても誇りとなり、やりがいにつながるでしょう。そういった応援活動も、AGFさんが主導されることで、実現に近づけるのではと思っています。

際限なく続く日常の時間に意味をもたせてくれるのがコーヒーブレイク際限なく続く日常の時間に意味をもたせてくれるのがコーヒーブレイク

私が好きなのは、小さめのカップに濃い目に淹れた、こっくりとしたコーヒー。まずは器と香りを楽しんで、それから味わうのです。目覚めに飲む一杯、忙しい仕事の合間に飲む一杯、そして、食事の後にゆったりとリラックスして飲む一杯。

コーヒーって、癒されるのはもちろんですが、けじめをつけたり、気持ちの切り替えをしたいときにも役立ちますよね。延々と続く時間に、意味をもたせてくれるのがコーヒーブレイクだと思っています。

コーヒーブレイクって、魔法のような言葉だと思いませんか。「コーヒー飲んで休もうよ」と言っただけで、思わずみんなの顔がニッコリゆるむ。心がうれしがるんですよね。海外で仕事をするときにも、お気に入りのコーヒーをもっていくんです。どんな場所にいても、いつものコーヒーを飲むだけで、マイペースになれる。

あと、なんといっても香りもいいですよね。淹れているときにコーヒーの香りがふわっと部屋に広がるだけで、気持ちを豊かにしてくれる。贅沢な気分になれるんです。みなさんにもお気に入りの器やタイミングで、ぜひコーヒーブレイクを楽しんでほしいですね。

もっと読む

応援している東北の窯元さん

  • 福島県  会津本郷焼宗像窯

    300年続く会津本郷焼 宗像窯。登り窯が大きく崩れて使用不能となったためAGF®が修復を応援。2013年5月には登り窯に火が灯りました。

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    • 会津本郷焼宗像窯 インタビュー動画
    • 会津本郷焼宗像窯 窯元写真
    • 会津本郷焼宗像窯 作品写真
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  • 宮城県  堤焼乾馬窯

    300年以上伝承されている仙台ゆかりの焼き物。震災により全ての窯が使用不能になったためAGF®が修復を応援。2012年6月より修復したガス窯での創作活動が始まりました。

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  • 宮城県  末家焼ひろ窯

    伊達の御庭焼が原点の焼き物。地震と津波の被害を受けてガス窯が全損。2013年8月にAGF®がガス窯を寄贈することで、本格的な創作活動を再開しました。

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    • 末家焼ひろ窯 窯元写真
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  • 青森県  南部名久井焼見学院窯

    昭和52年、青森県南部町に発祥した陶芸工房。AGF®は震災により破損した登り窯の修復を応援。2012年7月には登り窯に火が灯りました。

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    ※現在休業中

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味の素AGF(株)は東北の窯元の支援を目的に、
2013年から開催されている「とうほく陶芸家展」および、参加窯元を応援しています。

八戸焼 昭山窯

八戸焼 昭山窯 渡辺 真樹 さん

青森の大自然に育まれたブナの色、三陸の荒波に揉まれた海草の色と称される独自の緑釉を施した八戸焼は、日用食器、花器、茶器、酒器などを中心に創作。昭和50年に窯元初代『渡辺昭山』の手によって再興。2000年に真樹氏が引き継ぐ。

住所
〒039-1108青森県八戸市上野字上野平33-6
Webサイト
http://www8.plala.or.jp/theclayman/
お電話番号
0178-23-4020
営業時間
10:00 ~ 18:00

小久慈焼

小久慈焼 七代 下獄 智美 さん

小久慈焼は、200年以上前の江戸後期に初代熊谷甚右衛門から始まり、6代目までは熊谷家が継承・その後、市の後継者育成事業に選ばれた下嶽智美氏の父・下嶽毅氏が、養成学校を経て7代目の小久慈焼の窯主となり、1995年以降智美氏が引き継ぐ。

住所
〒028-0071岩手県久慈市小久慈町31-29-1
Webサイト
http://kokujiyaki.com
お電話番号
0194-52-3880
営業時間
9:00 ~ 18:00

琴星窯

琴星窯 庄司 人志 さん

豊かな自然の中で作陶するために、家族で東京から福島県二本松市木幡に移住し築窯。釉薬の原料にもこだわり自分でワラを焼いたワラ灰と、木を焼いた木灰を使用、また日本人に昔から親しまれてきた藍色(あいいろ)の世界を表現、「練込象嵌」というオリジナル技法にも挑む。

住所
〒964-0203福島県二本松市木幡字小鍛治山188
お電話番号
0243-46-3179
営業時間
9:00 ~ 17:00

雅堂窯

雅堂窯 黒本 雅志 さん

赤松の薪を燃料とし、穴窯で焼成した焼締を中心に地元の草木を原料とした釉薬の陶器も手がける。 宮城県や山形県の粘土を中心に使用。1971年東京都生まれ/1998年岡山県備前焼作家榊原貢氏に師事/2002年築窯、独立。

住所
〒989-1302宮城県柴田郡村田町小泉字寒風沢42
Webサイト
http://www.gadogama.net
お電話番号
0224-83-6780
営業時間
10:00 ~ 17:00

雷窯

雷窯 ジェームス・オペ さん

23歳の時に日本の焼き物の勉強をするためにイギリスから来日、東京の陶芸スタジオや、福島の大堀相馬焼で焼き物の知識を学ぶ。その後、約30年前に柴田町にて雷窯(いかづちがま)を築窯。『希望』や『平和』の象徴でもある虹の色合いが特長。

住所
〒989-1761宮城県柴田郡柴田町大字葉坂字雷121-1
お電話番号
0224-56-4435
営業時間
10:00 ~ 18:00

三輪田窯

三輪田窯 亀山 英児 さん

北上川のほとりにある三輪田(みのわだ)地区の豊かで厳しい自然に魅せられ約16年前に開窯。平成7年堤焼 四世針生乾馬氏の門人となり、陶技を学ぶ/平成15年宮城県石巻市三輪田に築窯。

住所
〒986-0124宮城県石巻市三輪田字引浪前1-1
Webサイト
http://minowadagama.jp/
お電話番号
0225-62-2382
営業時間
9:00 ~ 18:00

新庄東山焼 弥瓶窯

新庄東山焼 弥瓶窯 六代 涌井 弥瓶 さん

天保12年開窯以来、新庄戸沢藩御用窯として日常の生活の中で使用できる陶器を製作するという家憲を守り、敷地内の豊富な陶土と、出羽の雪のかげりの色と言われる「なまこ釉」をはじめ種々の家伝の釉薬を用い製造。

住所
〒996-0002山形県新庄市金沢1441-1
Webサイト
http://higashiyamayaki.com/
お電話番号
0233-22-3122
営業時間
8:00 ~ 17:00

これまでに行った窯元さんへの
応援と活動の輪

活動実績

2012年 被害を受けた青森、宮城、福島の3県3窯元の窯の修復を応援
2013年 宮城県内の1窯元に窯を寄贈
2014年 窯元さんの協力を得て、親子陶芸教室を開催、都内でギャラリーカフェ(作品展示会)を実施
2015年 「旅して応援!親子陶芸教室ツアー」や東北の窯元さんが作る器の販売を実施
2016年 コシノジュンコさん・東北の窯元さんと共に、東北3県と熊本・大分で親子の器絵付け体験を実施
2017年 コシノジュンコさん・東北の窯元さんと共に、AGF鈴鹿株式会社で親子の器絵付け体験&コーヒー工場見学を実施
2018年 コシノジュンコさん・東北の窯元さんと共に、AGF関東株式会社で親子の器絵付け体験&コーヒー工場見学を実施

2018年度

2018年度活動の様子2018年度活動の様子
  • 親子で器の絵付け体験親子で器の絵付け体験

2017年度

2017年度活動の様子2017年度活動の様子
  • 親子で器の絵付け体験親子で器の絵付け体験

2016年度

2016年度活動の様子2016年度活動の様子
  • イベントレポートイベントレポート
  • プロジェクト発表会プロジェクト発表会

2015年度

2015年度活動の様子2015年度活動の様子
  • 東北陶芸教室東北陶芸教室

2014年度

2014年度活動の様子2014年度活動の様子
  • 活動内容・立ち上げ発表会活動内容・立ち上げ発表会
  • 親子陶芸教室親子陶芸教室
  • 器の絆ギャラリーカフェ器の絆ギャラリーカフェ

2013年度

2013年度活動の様子2013年度活動の様子
  • 宮城県 末家焼への応援宮城県 末家焼への応援

2012年度

2012年度活動の様子2012年度活動の様子
  • 青森県 名久井焼への応援青森県 名久井焼への応援
  • 宮城県 堤焼への応援宮城県 堤焼への応援
  • 福島県 会津本郷焼への応援福島県 会津本郷焼への応援

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