神山湧水珈琲 AGF

世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業 supported by AGF

行事の報告 Vol.2 世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮文化記念事業 Supported by AGF〈煎〉横綱 白鵬関 奉納土俵入り

平成29年2月26日、 京都府・上賀茂神社にて横綱 白鵬関の奉納土俵入りが行われました。土俵入りののち、トークショーそして神山湧水珈琲のドリップ体験と、白鵬関をお招きしたイベントを上賀茂神社境内にて開催いたしました。

憧れの双葉山関と同じ場所で、横綱・白鵬関が土俵入りを奉納

歴代最多勝に向けて邁進中の第69代横綱・白鵬関。土俵入りする姿を一目見たいと、寒さ残る2月の晴天の下、多くのお客様が上賀茂神社にお集まりくださいました。
土俵入り奉納に際し、上賀茂神社 田中 安比呂 宮司(たなか やすひろ ぐうじ)から御礼のお言葉を頂戴いたしました。そこで、白鵬関が憧れる名横綱・双葉山関が77年前に同じ場所で土俵入りを奉納されたというお話もしてくださいました。
凛とした空気と熱気が入り混じるなか拍子木の音が響くと、お客様から歓声が。参道に現れた白鵬関の美しく勇ましい姿に、境内が一気に湧きました。
ニノ鳥居をくぐり細殿へと進むと、神山(こうやま)をかたどった一対の立砂(たてずな)の前で、不知火型(しらぬいがた)の土俵入りを奉納。
硬い地面が窪むほどの四股の力強さ。横綱の圧倒的な貫禄と迫力に、その場にいた誰もが力づけられたようでした。

奉納土俵入りにあたり

AGF 代表取締役社長 品田 英明 より

大変お寒いなか、多くの皆様にご参列賜り、土俵入りが行われることを大変うれしく思います。
われわれAGFは、式年遷宮を記念いたしまして、境内を流れる神山湧水の清らかな水に適した珈琲を開発し、ご参拝された方にふるまうという文化事業を行ってきました。この度は、歴代最多勝を目指す大横綱・白鵬関の土俵入りをサポートするご縁に恵まれました。神聖な立砂の前での迫力ある土俵入り、大変楽しみにしております。

上賀茂神社 田中 安比呂 宮司

式年遷宮のお祝いの行事として、土俵入りを奉納いただけることを御礼申し上げます。昭和15年には第39回の式年遷宮の記念として、横綱・双葉山関に土俵入りを奉納をしていただいたという歴史がございます。白鵬関とお話をしていましたら「双葉山関と同じ場所で土俵入りができるなんて、こんなありがたいことはない」とおっしゃってくださいました。皆様と一緒に、白鵬関の今後ますますの活躍を祈念しながら見守りたいと思います。

憧れの双葉山関と同じ場所で、横綱・白鵬関が土俵入りを奉納

続いて、重要文化財 馬場殿にて、横綱白鵬関、田中宮司、AGF品田によるトークショーが開催されました。和やかなムードのなか登壇された白鵬関は、会場前に集まった大勢のお客様に手を振り、歓声にも笑顔で答えていらっしゃいました。


憧れの双葉山関と同じ場所で土俵入りを奉納された感想を尋ねると「大変、光栄です。緊張とうれしさを感じました」と感激の面持ち。77年前に、同じく上賀茂神社に土俵入りを奉納した昭和の大横綱・双葉山関。「双葉山関に似ている」と角界関係者の方に言われたことから興味を持ち、調べていくうちにその偉大な功績や土俵での佇まいなどに感銘を受け、また右四つ・左上手という得意技の共通点や、双葉山関の連勝記録「69」と自身が第「69」代横綱であるという数字にも縁を感じ、敬愛が強まったのだそう。

「横綱は非常に勉強熱心で博識でいらっしゃるので、大変感心しております」と田中宮司もおっしゃるように、白鵬関は相撲にまつわる歴史や由来などさまざまなお話を披露してくださいました。また、ついに実現した四横綱時代について「自分が横綱のうちに、こんな時代がやってくるなんて思わなかったです。四人で相撲界を引っ張っていきたい」と稀勢の里関の横綱昇進を喜ぶとともに、強い決意を述べられていました。

また、『聖護院八ッ橋』とともに神山湧水珈琲を手にされると「あぁ、おいしい」と目閉じてその味わいを深く堪能。よく珈琲を飲み、集中力を高めているというルーティンも教えてくださいました。

最後に、史上最多1,048勝達成への決意とともに「父親はレスリングのモンゴル代表として、前回の東京オリンピックに出場しているんです。自分も3年後の東京オリンピックを現役で迎えたいです」と語られました。その実現とご来場された皆様の幸せを祈願して、白鵬関の発声のもと万歳三唱でトークショーは締めくくられました。

横綱が、神山湧水珈琲をドリップ 史上最多勝を祈願して

神山湧水のほとりに設けた特設ブースにて、白鵬関に境内に流れる神山湧水で珈琲をハンドドリップでいれていただきました。湯の注ぎ方や蒸らし時間をAGF品田がレクチャー。立ち込める豊かな香りに顔をほころばせ、ドリップ体験を楽しんでくださいました。

横綱は自分でいれた珈琲を、田中宮司らとともに堪能。白鵬関は「自分でいれた珈琲なので」と味わいに大変満足された様子でした。珈琲をたてていただいたお礼として、歴代最多勝利の1,048勝への験を担ぎ「 AGF〈煎〉」を白鵬関へ「48個」贈呈させていただきました。今後ますますのご活躍、邁進が期待されます。